一般財団法人環境イノベーション情報機構
「日光国立公園のニホンジカ」プロジェクトで日帰り環境ボランティア募集中!(5/29〜6/1)
近年日本全国でニホンジカの個体数・分布域が増し、農林業被害が発生したり、自然植生へ採食影響が及んだりしています。
これらの対策として、有害鳥獣駆除による個体数調整が行われていますが、果たしてこの手段は正しいのでしょうか?
以前はオオカミに捕食された死体が、キツネなど小型肉食動物やハエなどの肉食昆虫など分解者の資源となり食物連鎖を構成していました。有害駆除は、この資源を奪い取ることになっていないでしょうか。
この疑問を解決するため、この調査ではシカの死がいを探索し、その数と分布を把握する作業を行います。将来的には、シカの死がいという資源が、どのような生物たちに利用され、分配されているのかを明らかにしていきます。
フィールドワークは労力も時間もかかり、市民の力がとても役立ちます。また、フィールドで調査を体験しながら研究者の話を聴くことができ、一段深い環境学習の機会にもなるでしょう。
多くの皆様の参加・ご協力をお願いいたします。
詳しくはＷＥＢページにて
http://www.earthwatch.jp/project/projectlist/japan/nikko_sika_deer/index.html
調査実施日:
チーム1 :2008年5月29日(木)夜集合- 30日(金)午後解散
チーム2 :2008年5月30日(金)夜集合― 31日(土)午後解散
チーム3 :2008年5月31日(土)夜集合― 6月1日(日)午後解散
応募方法：
先着順で申し込みを受け付けます。空き状況は随時お知らせしておりますので、お早めにお問い合わせください。
参加費用：
2万3100円
※参加者の宿泊費、研究費用の支援やプロジェクトの運営、ボランティア保険に充当されます。(昼食は各自購入となります)
※集合場所までは各自で手配となります。
※この他非会員はアースウォッチへの入会が必要です。
参加条件について
http://www.earthwatch.jp/getinvolved/condition/doc-japan.html
■■アースウォッチについて■■
アースウォッチは、1971年アメリカ・ボストンで設立された国際NGOです。野生動物や生態系の保全など、生物多様性に関する研究にボランティアを派遣し、支援を行っています。
URL:http://www.earthwatch.jp
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【登録日】2008.05.08