一般財団法人環境イノベーション情報機構
地球温暖化ＣＤＭフォーラム2002
【募集期間】| 2002.05.31〜2002.07.19 1997年の気候変動枠組条約第三回締約国会議（COP3）で採択された京都議定書には、先進国の温室効果ガス削減目標を達成するための措置として、「クリーン開発メカニズム（CDM）」、「共同実施（JI）」などの制度が盛りこまれ、昨年11月にマラケシュで開催されたＣＯＰ7で京都議定書の運用ルールの最終合意がなされ、発効に向けた動きが本格化しました。
（財）地球環境センター（GEC）では、平成11年度から環境省の委託を受けて企業、NGO、地方公共団体などを対象に、温室効果ガス（GHG）排出量削減や吸収強化につながるプロジェトの実現可能性に関する調査を公募し、その審査、評価等を行っています。この調査により、将来のCDM/JI事業として有望なプロジェクトを発掘するとともに、CDM/JIの仕組みに関する国内・国際のルールづくりに必要な知見を蓄積していくことにしています。
このフォーラムでは、13年度に途上国などで実施された7つのCDM/JI事業調査の報告を中心に、京都議定書の締結手続きや国内制度の整備状況、ＣＤＭ理事会やＣＯＰ８などの展望などＣＤＭ/ＪＩをめぐる国内・国際動向など、温暖化防止に関する最新情報をご紹介します。
（大阪会場）
日時：平成14年7月23日（火）午後1時30分〜5時
場所：ヴィアーレ大阪 ２階「安土」（大阪市中央区安土町3-1-3 TEL06-4705-2411（代））
主催：環境省・(財)地球環境センター
後援：大阪府・大阪市（予定）
定員：300名（先着順）
参加費：無料
（東京会場）
日時：平成14年7月26日（金）午後1時30分〜5時
場所：労働スクエア東京 ホール（東京都中央区新富1-13-14 TEL 03-3552-9131 施設運営係）
主催：環境省・(財)地球環境センター
定員：500名（先着順）
参加費：無料
【プログラム】：(大阪会場・東京会場共通）
○講演1 「地球温暖化問題に関する最近の国内・国際動向」（環境省）
○平成13年度調査団体による調査報告(7事例)
・ウクライナにおける家畜排泄物等の有機廃棄物（バイオマス）のリサイクルに関する調
査
・マレーシアパームオイル廃液嫌気処理池より放出されるメタン排出の削減と対策技術の調査
・南スマトラ州の産業植林木等バイオマスを利用した炭化・発電事業の可能性調査
・インドネシアにおける植林の評価方法に関する調査
・タイのバイオマス発電プロジェクトにおける炭素クレジット獲得プロセスの実態調査
・エストニアにおける風力発電利用によるエネルギー転換パイロット事業調査
・南太平洋島嶼国におけるCDMプロジェクト検討調査
○講演2 「フィージビリティ調査結果のまとめとプロジェクト具体化に向けた課題」
（平石 尹彦氏（（財）地球環境戦略研究機関 理事兼上級コンサルタント）
【参加申し込み方法】
（財）地球環境センターのホームページ（http://www.unep.or.jp/gec/index-j.html）に本フォーラムの案内を掲載していますので、e-mail( 申し込み先：gec-cdm@unep.or.jp)により希望会場、ご氏名、所属・役職、ご住所、電話番号を記載の上、お申し込みください。申し込み受領後、参加証をメールで返送いたしますので、この参加証を印刷して、当日必ずご持参ください。また、下の参加申込書に必要事項を記入のうえ、ファックスでお申し込みいただいても結構です。
【お申し込み・お問い合わせ】
（財）地球環境センター 「地球温暖化フォーラム」係
〒538-0036 大阪市鶴見区緑地公園2-110
TEL：06-6915-4121 FAX:06-6915-0181
【登録日】2002.06.05