一般財団法人環境イノベーション情報機構
第4回市民セミナー「ディーゼル排ガスの健康影響」他
【募集期間】| 2008.03.20〜2008.05.10 セミナーは表題の他「戦争・軍事演習と地球温暖化」の2テーマです。第1のテーマは東京理科大の武田健教授による「最新研究」のお話しです。武田健先生は、ディーゼル排ガスの健康影響への研究を進め、特に排ガスに含まれる超微小粒子(ナノ粒子)が次世代の生殖系や脳神経系へ及ぼす影響に関する研究を世界に先駆けて展開してこられました。大学内にナノ粒子健康科学研究センターを立ち上げられ、非意図的につくられる排ガス微粒子ばかりでなく、意図的につくられるナノマテリアルの健康影響についても関心を寄せられています。ナノテクノロジー産業を健全に発展させるためには、産業の基盤材料であるナノマテリアルの安全性、特に健康への影響に関して十分な基礎研究を行っておくことが重要という立場からです。先生方のグループは、防御法についても様々な角度から検討を始めておられます。昨年(2007年)に続き、研究最前線のお話を伺う予定です。また質問の時間も増やしたいと考えています。
【登録日】2008.03.28