一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境問題講演会「気が付くか 気付かぬかの勝負」
京都議定書の合意から10年を経て、先進各国は環境負荷を減らすための様々な政策を実施してまいりました。同時に各国企業は環境保護活動を積極的に行っていること、自社の製品・サービスが環境保護に貢献していることを、メディアを通じて盛んにPRするようになりました。また、一部後進国での歯止めのかからない環境破壊の現実と、温暖化が原因と見られる異常気象の出現なども、TV・インターネットを通じて報道されており、私たちは多くの情報を得られるようになっています。実際に、私達の環境保護に対する意識、感覚も大きく前進したように思えます。
では、環境保全の面から見て後ろ向きな発言をしたり、交渉をブロックするような発言をしたりした国に贈られる「Fossil of the day(今日の化石賞)」の数において、日本は第4位という状況にあることはご存知でしょうか。環境保護をめぐる海外での議論の流れ、およびその根底にどのような理念があるのか、はご存知でしょうか。
本講演会では、海外現地法人で経営に携わった後、現在は自然と産業の調和を実現するために活動されている木内孝氏をお招きし、日本が今置かれている状況について詳しい解説と展望をお伺いします。
総務部、環境対策関連部署の皆様を始めとして、多数の方々のご参加を期待いたします。
【登録日】2008.01.18