一般財団法人環境イノベーション情報機構
97th環境サロン：建築家 仙田 満氏「こどもと環境を語る」
本センターが主催する本年度の環境サロンでは、長年にわたりつねに現場に身をおき、第一線で活躍されながら社会に対して重要な提言を発し続けている著名な方々を講師にお迎えしお話を伺う、「このひとに聞く環境シリーズ2007」を企画いたしました。今回は第4回目のご案内です。お問い合わせ等の詳細は上記URLをご覧ください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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97th環境サロン「こどもと環境を語る」
講 師：仙田 満 氏（社)日本建築家協会会長／（株）環境デザイン研究所会長／東京工業大学名誉教授）
日 時：平成20年1月16日（水） 18：30〜20：30
会 場：(社)環境情報科学センター ２F会議室
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核家族化や少子化が進展するにともない、家族関係が変化し、地域社会の崩壊が危惧され、自然体験や社会体験を含む多様な遊びとその環境が貧困化し、メディア環境がこども達を取り囲み始めています。このように、こども達を取り巻く環境が大きく変化してきている現代社会において、未来を担うこども達が心身ともに健全に育つことができる環境をどのようにきずいていくべきか、いま社会全体の責任が問われています。今回の環境サロンでは、ご専門の建築を通して、長年にわたりこどもの生育に寄与する環境づくりに携わってこられた仙田 満氏をお迎えし、こどもと環境について語っていただきます。
■仙田 満（せんだ みつる） 氏について：
1964年東京工業大学建築科卒業、菊竹清訓建築設計事務所を経て、1968年環境デザイン研究所を創設。1982年「こどもの遊び環境の構造の研究」で学位(工学博士)取得。1984年琉球大学工学部教授、1988年名古屋工業大学教授、1992年東京工業大学工学部・大学院教授、2005年 (株)環境デザイン研究所会長に就任（〜現在）、同年日本学術会議会員。現在は、(社)日本建築家協会会長、こども環境学会会長などを兼任。東京工業大学名誉教授。放送大学教授。
主な作品は、東京辰巳国際水泳場、常滑体育館、茨城県自然博物館、愛知県児童総合センター、兵庫県但馬ドーム、京都アクアリーナ、海南市わんぱく公園、御所野縄文博物館、ゆうゆうの森幼保園等。著書に「環境デザイン講義」（2006年、彰国社）、「21世紀建築の展望」（2003年、丸善）、「幼児のための環境デザイン―園舎・園庭を考える」（2003年、世界文化社）、「プレイストラクチャー―こどものあそび環境デザイン」（1998年、柏書房）、「環境デザインの方法」（1998年、彰国社）、「「子どもとあそび」（1992年、岩波書店）等がある。
【登録日】2008.01.11