一般財団法人環境イノベーション情報機構
アブラヤシ・ブーム下インドネシアにおける民衆の権利、パートI
★JANNI/法政大学国際文化研究科合同ワークショップ★
“Peoples’ Right under the Palm Oil Boom in Indonesia, Part I”
(「アブラヤシ・ブーム下インドネシアにおける民衆の権利、パートI」)
法政大学大学院国際文化研究科のプロジェクト「アジア太平洋におけるリー
ジョナリズムとアイデンティティの現在」(代表中島成久)では、研究活動の
一環として二人のインドネシア人NGO活動家を招聘しますが、この機会を利用
してJANNI(日本インドネシアNGOネットワーク)との合同ワークショップを下
記の要領で開催します。
インドネシアのアブラヤシ生産は1980年代を境にして急速に拡大してきまし
た。その結果1997〜98年の大規模山火事の主要な原因は、アブラヤシ生産のた
めに急増された農園での山焼きであると指摘されるほどの大問題を引き起こし
ました。また、最近では先進国でのバイオフューエル・エネルギー源としてア
ブラヤシ開発が注目されています。こうした開発は、インドネシアの熱帯雨
林、泥炭層などの環境の悪化をもたらしたほか、地域住民の土地権を侵害する
ことが多く、インドネシア各地で深刻な問題を引き起こしています。このよう
な問題意識の下、民衆の権利擁護のための多くの活動実績を持つ二人のNGO
活動家をお迎えし、議論を深める機会を持つため、「リージョナリズムとアイ
デンティ」研究会はJANNIと合同ワークショップを開催することにいたしま
した。ふるってご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。
このプロジェクトは、大学共同利用機関京都大学地域研究統合情報センターの
資金を得て運営されています。このワークショップのパートIIは、12月3日
(月)に京都大学で開催されます。
記
期日 2007年12月1日(土) 午後2時〜5時(1時半開場)
*ワークショップ終了後、懇親会を予定しています。
場所 法政大学富士見校舎ボアソナードタワー25階B会議室
*最寄駅は、JR線、地下鉄線市ヶ谷駅、飯田橋駅です。それぞれ駅から、徒
歩7〜8分の距離です。ボアソナードタワーは、飯田橋、市ヶ谷からすぐ見え
る26階建ての高層ビルです。
講師 Andiko(アンディコ)氏 HUMA(地域社会とエコロジーに基づく法改革
連合)
Norman Jiwan(ノルマン・ジワン)氏 Sawit Watch(アブラヤシ開発ウォッ
チ)
* 二人は、Promised Land: Palm Oil and Land Acquisition in Indonesia,
2000
の執筆者
通訳 松野明久氏(JANNI代表)
連絡先
中島成久(法政大学大学院国際文化研究科教授)
Eメール nnaka@hosei.ac.jp
電話 03-3264-4793, Fax:03-3264-9219
【登録日】2007.11.27