一般財団法人環境イノベーション情報機構
Tウオッチ REACH学習会シリーズ@ REACH = EU新化学物質規制 REACHは私たち市民に何をもたらすのか?
欧州連合(EU)が2007年6月に発足させた革新的な化学物質規制「REACH」(リーチ)をご存知でしょうか?REACHはこれまでの旧態依然とした化学物質管理のあり方に劇的な変化をもたらす可能性を秘め、その影響はEU域外にも及んでいます。わが国でも最近になって国や企業等によるREACH関連情報の発信が増え、一般の書店でもREACHの解説本を見かけるようになりました。しかしそれらの多くは、制度の仕組みや企業としての対応策などを中心としたもので、市民の視点が欠けています。私たちが知りたいのは法律の詳細な内容よりも、むしろ「REACHが日本の市民にとって具体的にどういう意味を持つのか?」ではないでしょうか。
そこで今後シリーズで、市民の視点からREACHを考える学習会を開催したいと思います。今回はREACHの先進性の内、新たに生成・整理される膨大な化学物質の安全性情報と情報アクセスの改善に焦点を当て、私たち市民はそれらをどう活用できるのか、いっしょに考えてゆきたいと思います。これまであまり化学物質問題に関わったことのない市民、団体のみなさんも、REACHを身近なものとするチャンスです。ぜひご参加ください。
【日 時】 2007年11月30日(金) 18時30分〜20時30分
【会 場】 カメリアプラザ(江東区亀戸文化センター)5階第二研修室
江東区亀戸2-19-11 tel:03-5626-2121
JR総武線亀戸駅北口より徒歩2分
詳細はこちら→ http://www.kcf.or.jp/009map/kameido_map.html
【プログラム】
●REACHの基礎、これだけは知っておこう
安間武さん(化学物質問題市民研究会)
●REACHによってどんな情報が得られるか
村田幸雄さん(WWFジャパン)
●ディスカッション「REACHで得られる情報をどう活用するか」
1)化学物質の安全性情報
2)商品に関わる情報
【資料代】 500円
【申 込】 お名前、ご住所、連絡先を下記のe-mail またはFAXでお送りください。参加申し込みは先着順です。定員に達した場合のみお断りの連絡を差し上げます。
e-mail: comeon@toxwatch.net
FAX : 03-5836-4359
【主 催】 NPO法人有害化学物質削減ネットワーク(Tウオッチ)
【共 催】 化学物質問題市民研究会、(財)世界自然保護基金ジャパン
【登録日】2007.11.02