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イベント情報「歳時記の郷・奥会津からの招待〜自然・文化・精神の伝統と新しい学びの場づくり」

「歳時記の郷・奥会津からの招待〜自然・文化・精神の伝統と新しい学びの場づくり」

【カテゴリ】 環境一般 市民活動

【開催日】2007.11.23 〜2007.11.25

【開催地】福島県


嵯峨創平@環境文化のための対話研究所(IDEC)です。

私たちは、3年ほど前から福島県奥会津地方(只見川流域)に通い始め、
三島町の方々と一緒にエコミュージアムづくりの活動を進めています。
今年度は、「奥会津案内人講座」というインタープリター養成講座を進め
ながら、「奥会津人材育成ネットワーク集会」という流域ネットワーク形成
のための集会を11月23日(金・祝)〜25日(日)に開催すべく準備を進
めています。

尾瀬を源流とする只見川流域に広がる奥会津には、世界遺産に匹敵す
る広大なブナの原生林や、縄文時代から伝わる手仕事の技、伝統的な
山村集落の生業や年中行事が今でも継承されています。一方で戦前か
らダム開発が集中的に行われる中で外部との人や文化の往来も盛んな
所です。
奥深い自然と多彩な文化が展開する『歳時記の郷・奥会津』には、21世
紀の地球的課題である環境や精神の豊かさを考えるヒントや、流域社会
の形成・自然共生型ライフスタイル・都市-農村交流などの展開に向けた
具体的課題がたくさん詰まっています。
そんな地域をフィールドに「自然体験」「環境教育「持続可能な地域づくり」
を体験的に学び、実践的に考えるためのミーティングを行います。奥会津
各地でのフィールドワークやワークショップも多彩に盛り込まれています。
みなさんぜひ、秋の奥会津へおいでください!


◆奥会津人材育成ネットワーク集会2007(第9回東北環境教育ミーティング)
「歳時記の郷・奥会津 からの招待〜 自然・文化・精神の伝統と新しい学び
 の場づくり〜」(広報第二弾)

○日程 2007年11月23日(金・祝)〜25日(日)
○会場:福島県三島町・交流センター「山びこ」、ほか奥会津のフィールド
      ※送迎:初日と最終日に会場と会津若松駅間の送迎バス運行 
      ※宿泊:「森の校舎かたくり」(旧三島町立西方小学校)
        http://www.town.mishima.fukushima.jp/index02.html
○参加費 一般10,000円、学生および地元町村8,000円 (2泊3日6食の全費用)
      ※部分参加でも割引きはありませんのでご了承ください。
○定員 100名(先着順、申込み期限11月9日)
○主催 只見川電源流域振興協議会・奥会津人材育成ネットワーク集会実行委員会
○共催 東北環境教育ネットワーク 、(社)日本環境教育フォーラム(JEEF)
○協力 自然体験活動推進協議会(CONE)
○申込み お名前、ご所属または活動団体、連絡先住所、TEL/FAX、E-mail、
       参加希望日、希望分科会(11/24,25)、参加種別(一般・学生)
       を書いて、下記まで郵送、FAX、E-mailにてお申し込みください。
☆詳細情報と申込み書フォーマットは下記ホームページに掲載
       http://www.town.mishima.fukushima.jp/eco/
○問合せ 奥会津人材育成ネットワーク集会実行委員会 事務局
        (三島町役場産業建設課産業係内)
      TEL 0241−48−5533 FAX 0241−48−5544
      e-mail:mishima@town.mishima.fukushima.jp

<プログラム>
▽第1日(11月23日・祝) [地元公開プログラム]
13:00〜 受付開始 会場)交流センター「山びこ」
14:00〜 開会、歓迎のあいさつ
14:15〜 オープニング鼎談セッション
      「創造的な地域のための戦略モデルを考える」
 ・ゲスト:敷田麻実さん(北海道大学大学院教授・生態資源管理学)
  http://www.geocitities.jp/yumebouken2000/
        高木晴光さん(北海道・NPO法人ねおす代表)
  http://www.neos.gr.jp/
   ・コーディネーター:佐々木豊志(宮城県/くりこま高原自然学校)
16:30〜 基調講演 「只見川の自然は世界遺産級」
      ・ゲスト:新国勇さん(只見町・只見の自然に学ぶ会代表)
           http://www2.mnx.jp/macska/manabukai/index.html
      ・コーディネーター:嵯峨創平(三島町エコミュージアムPT)
17:30〜 オリエンテーション
18:00〜 交流会(〜20:30) 山びこ

▽2日目(11月24日・土)
9:00〜16:00 奥会津体験プログラム ※各分科会定員20名(先着順)

(1)伝え方!!の大切さを実感する「まさかの時の生き残り塾」
インタープリターが体験する「まさかの時」。その時最も大切にしたいのが伝える
事の重要性です。それを再認識するための体験編とレクチャー編を実施。夜に
はナイトセッション内で「ESDを知ろう」3日目の室内ワークショップでは「自然体
験活動指導者の課題を共有し、普及策を提案しよう」をテーマに話し合います。
・ファシリテーター:進士徹さん(福島県/NPOあぶくまエヌエスネット)
            星川直さん(山形県/NPOグラウンドワーカーズ)

(2)奥会津の技に触れる〜工人との交流からそのルーツを探る〜
三島町では、古来より自然の素材を使った生活のためのものづくりが行われて
きており、現代の生活でもその技が脈々と受け継がれています。つる細工など
は平成15年に国の伝統的工芸品に指定されています。この分科会では、三島
町ならではの生活工芸に着目し、実際に製作している「工人(こうじん)」のお宅
を訪ね、交流や体験を通して”三島のものづくり”に触れ、郷土の文化を活かし
た地域づくりについて考えます。
・ゲスト:三島町の工人の方たち
・ファシリテーター:橋口直幸さん(福島県/NPO法人わかば自然楽校)

(3)奥会津の小さき神々の道を訪ねて〜エコミュージアムについて考えよう〜
三島町早戸地区に散在する小さな神々を巡る道を訪ねながら、東北の古い
神々と人々の暮らしとの関わりについて学びます。またエコミュージアムの地
域遺産調査の方法や活動おこしのプロセスについて体験し、地元の方々と話
し合います。3日目の室内ワークショップでは、こうしたプロセスをめぐる論点
について、朝日町と三島町の方法を対比させながら理解を深めます。
・ゲスト:安藤竜二さん(山形県/NPO朝日町エコミュージアム協会副代表理事)
・ファシリテーター:嵯峨創平さん(東京都/三島町エコミュージアムPT)

(4)森のようちえん〜子育ての環境。地域資源の活用を考えよう〜
幼少年期の自然体験と発達との関係が注目をされています。日本各地で広ま
っている「森のようちえん」の実践例や背景にある考え方を学ぶとともに、奥会
津の子ども達を迎えて実際に自然体験プログラムを行います。
・ゲスト:小菅江美さん(新潟県/NPO緑と暮らしの学校理事長)
・ファシリテーター:佐々木豊志さん(宮城県/くりこま高原自然学校校長)

(5)世界遺産級のブナの森を歩く〜奥会津の自然の特性を知るエコツアー〜
只見川流域に広がる自然に触れるプログラム。4万haの広大なブナの森を有
する只見町を訪れ、地元の自然ガイドと共に歩き、ブナの森から派生する奥会
津の独特の自然の広がりについて理解します。3日目は敷田先生も交えて奥
会津地域の自然について特徴のあるエコツアーの展開と地域の活性化につい
て考えます。(山歩きができる靴と装備を持参できる方向き)
・ゲスト:新国勇さん(福島県/只見の自然に学ぶ会)
・ファシリテーター:桜井伸一さん(新潟県/浅草山麓エコミュージアム)

19:00〜 ナイト・セッション(自由参加)
スライドショーや車座トークなどなんでもありの時間。現在の予定は・・・
○ 自然体験活動最前線(CONE東北地域ミーティング第1部)
○ エコマネーについて語ろう(くりこま高原佐々木豊志さん)
○ 海の環境教育プログラム 打矢繁美さん(NPOあきた海辺の自然学校)
○ 寺子屋方丈舎の環境教育事業(NPO法人寺子屋方丈舎 菊地修介さん)
○ 三島町エコ・ミュージアムプロジェクトの活動(三島町PT 五十嵐義展)
ほか、参加者のみなさんからの持ち込み企画を募集中(スライド上映20分+
質疑20分程度、車座トークは時間と場所を提示して自由スタート)
21:00〜 交流会 かたくり

▽3日目(11月25日・日)
9:00〜 全体会1(2日目体験プログラムの短い報告)
10:00〜 分科会ワークショップ [5コース]
(前日のテーマやフィールドワークの体験を深める室内セッション)
12:00〜 昼食 
13:00〜 全体会2(まとめの全体セッション/閉会式)
      (フリップチャート式全員参加型トークセッション)
      ・パネラー:各分科会ゲストまたはコーディネーター
      ・ファシリテーター:嵯峨創平
14:30〜 終了/解散>会津若松へ送迎バス

【登録日】2007.10.28

[NPO法人 環境文化のための対話研究所]今後のイベント

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【登録日】 2007.10.28

【登録者】環境文化のための対話研究所