一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境サロン「」東京からはじまるスギ花粉症対策〜 新たな東京都の森林・林業施策の概要
日 時：平成19年10月24日（水） 18：30〜20：30
講 師：石城 護 氏（東京都産業労働局農林水産部森林課課長補佐）
会 場 ： (社)環境情報科学センター ２F会議室
参加費 ：500円
東京都には、多摩地域に約５万３千haの森林があり、この約６割が人工林で、木材価格の低迷等により、伐採が進まず荒廃が進んでいます。一方、毎年２〜４月にかけて、多くの人々がスギ花粉症に苦しんでいます。科学技術庁の発表（平成16年）では、花粉症は患者の苦痛だけにとどまらず、日本全国での年間損失額が2,860億円と報告されています。
こうした状況のなか、東京都では、国に先駆け平成18年度からスギ花粉発生源対策に踏み出しました。スギ花粉を削減するために、スギの伐採を進め、花粉の少ない森づくり、色彩豊かな多摩本来の森づくりを進めるとともに、林業の再生を通じ木材の活用と森林整備との調和を取り戻すことをめざしています。
今回の環境サロンでは、東京都の担当者をお招きし、スギ花粉症対策とこれを契機とした森林・林業の再生への取り組みを紹介いただきます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
【登録日】2007.10.23