一般財団法人環境イノベーション情報機構
くずまき・自然エネルギーがっこう 第3回「自然エネルギー教育ツールをつくろう」

■■■第3期 くずまき・自然エネルギーがっこう■■■
2007年 6・7・9・10月 全4回開講
自然エネルギーを生活に取り入れたい人
自然エネルギー教育を実践したい人集まれ
●第3回 9月29-30日(初日 13:00 開始、2日目 14:30 終了)
「自然エネルギー教育ツールをつくろう」
~自然エネルギーを分かりやすく伝えよう~
自然エネルギーを子どもたちや市民に楽しみながら分かりやすく伝えるツールはまだまだ少ないのが現状です。みんなで教材をつくるプロセスを通じて、自分自身の理解も深まっていきます。
●第3回の主な内容
▼自然エネルギー教育の動きについて「全国ではどんな動きがあるのか?」
▼体験してみよう自然エネルギー教育プログラム
・講師の武内さんの持ちネタ披露
・いわてエネルギー環境教育ネットワークの実践紹介(岩手大学)
・森と風のがっこうでの取り組みの紹介
(自然エネルギーサマースクール、小学生対象の団体プログラムなど。自転車発電を使って、映画上映会、)
▼つくってみよう自然エネルギー教育プログラム
・まずは、一人一人の興味のあるものをテーマに考えてみる。そして、発表。
・一人一人が考えたものを元にグループで内容を詰めていき、実践可能なものをつくり上げていきます。
主に今あるハードを使ってどういう伝え方、楽しみ方ができるのか、考えていきます。
次の3つの視点を大切にしながら進めていきます。
・自然エネルギーは、自分でもつくることができる。
・エネルギーは、限りあるもの。無尽蔵ではなく、もったいないもの。
・自然エネルギーを通して、様々なつながりを感じられるようになる。
★開催趣旨
『一人一人のエネルギーの選択が未来を変える』
本講座の舞台「森と風のがっこう」は、これまで、自然エネルギーがっこう、パーマカルチャー講座を開催し、太陽光パネル・小型風力発電・ペットボトル温水器・バイオガス装置など、身の丈にあったサイズで「エネルギーといのちの循環」の見える施設づくりを行ってきました。
今期は、これまでの実績を活かしつつ、次のステップとして一人一人が自分の生活に自然エネルギーを取り入れていく具体的な方法をまなんでいく大人のためのがっこう〈エコライフ実践編〉です。さらに、自然エネルギーを子どもたちや市民へ楽しみながら伝えていく教育ツールを考えていくことで、エネルギーをより自分のものにしていきましょう。
エネルギーを与えられるものから、自分でつくり出すものへ。
◆場所 森と風のがっこう(岩手県葛巻町)
※送迎有り。最寄り駅、東北新幹線いわて沼宮内駅
◆対象 16歳以上、各回20名(先着順)
◆日程・内容
各回1泊2日。1回のみの参加も可能です。
初日 13:00 開始、2日目 14:30 終了
●第1回 6月9-10日
「自然エネルギー入門」 ~太陽から電気をつくり出してみよう~
●第2回 7月7ー8日
「自然エネルギーを活かした生活」 ~パーマカルチャーと自然エネルギー~
●第3回 9月29-30日
「自然エネルギー教育ツールをつくろう」 ~自然エネルギーを分かりやすく伝えよう~
●第4回 10月20ー21日
「子ども自然エネルギーまつり」 ~子どもたちと自然エネルギーを楽しもう~
子どもたちを招いて、自然エネルギーを体験してもらうワークショップを開催。実際に子どもたちと楽しみながら自然エネルギーを伝えていきます。大人も子どもも遊んでいるうちに、いつの間にか、まなんでいる。そんな森と風のがっこうならではの、楽しいワークショップです。
◆参加費 各回9,500円 ※宿泊費、食費等含む
◆講師プロフィール
●武内賢二さん (たけうち けんじ)(ソーラーワールド、第1~4回担当)
自然エネルギー事業協同組合レクスタの一員として自然エネルギーの普及で東北各地を飛び回る。家庭での自然エネルギー導入のコンサルティング・施工のほか、子ども達の自然エネルギー講座も数多く手がける。2006年夏、2007年春の子ども自然エネルギースクールでは、自然エネルギー担当の特別講師を務める。子どもたちの思いを汲み取りながらプログラムを組み立てていく柔軟さから、楽しい自然エネルギー発電所づくりとなった。
●酒匂 徹さん (さかわ とおる)(自然農園ウレシパモシリ、第2回担当)
1968年岩手県北上市生まれ。学生時代から有機農業の研修を受けて実践を続ける。その後、1年間ニュージーランドでパーマカルチャーの研修を受け、94年にそのデザインコース修了。現在は、岩手県花巻市で、風土に根ざしたデザインのあり方を模索しながら、自給をベースとした自然農園ウレシパモシリを主宰する。2003~04年に森と風のがっこうで開催したパーマカルチャー講座(全16回)のメイン講師を務め、施設整備のデザインに深く関わる。
◆活動場所「森と風のがっこう」
標高700m、12世帯の集落にある廃校を再利用したエコスクール。「もったいない、ありがたい」を合言葉に、自然エネルギーを取り入れた・循環型の生活スタイルを、身の丈にあったサイズで、体験を通して楽しみながらまなぶ活動、施設づくりを進めている。
コンポストトイレ、バイオガス装置をはじめ、環境共生建築のカフェもオープン。2001、02年には自然エネルギーがっこうを開講。また、子どもの居場所づくりにも取り組む。北欧のライフスタイルと地場のくらしにまなびながら、過去と未来をつなぐ新たな道を模索。
平成17年版「環境白書」、「こども環境白書」にも掲載された。
●申し込み、問い合わせ先
NPO法人 岩手子ども環境研究所(森と風のがっこう)
〒028-5403岩手県岩手郡葛巻町江刈42-17
TEL&FAX 0195-66-0646 / Email mori@kaze.mi.to
【登録日】2007.08.22