一般財団法人環境イノベーション情報機構
CO2マイナス60をめざして〜地球温暖化を防ぐ5つの行動提案〜
京都議定書の第一約束期間が来年から始まります。
しかしご存知のように日本の目標(温暖化効果ガスを基
準年比マイナス6%)達成はかなり厳しい状況です。
●課題の多い政府の温暖化防止政策
今年5月、安部首相は2050年までに世界のCO2排出量
を半分に減らすことを世界共通の目標とするよう提案して
いく旨を表明しました。しかし、京都議定書達成は、れま
での「コマメ暮らし」の呼びかけにとどまっています。
長期目標は巨大技術頼みで、かつ日本の削減目標を表明し
ないなど多くの問題を含んでいます。
●日本は2050年までに約60%減らすことが必要
地球温暖化を食い止めるには気温上昇幅を2℃未満
にとどめる必要があると言われています。
そのため、2050年頃までに世界の中でも特に排出量の多い
日本が率先して約60%CO2削減する必要があります。
●社会のシステムの変革を
そのためには、これまでと違う社会システムが必要です。
この講座は、地球温暖化防止をテーマに、暮らし、経済、
子育て、まちづくり、自然など、様々な分野で効果をあげ
ている活動事例や海外の先進事例、第一線の学識者の提言
を紹介します。それらによって、「次の社会の展望」を見
出すとともに、市民、事業者、行政のより一層の行動を
促すことを目的に開催します。
◆第1回◆ 地球温暖化を防ぐグリーンコンシューマー
〜リサイクルよりリユース〜
◆第2回◆ 応援しがいのある企業の見極め方
〜市民が勧める企業の温暖化防止〜
◆第3回 子どもたちに贈る未来
〜子育てと温暖化の深 い関係〜
◆第4回◆ 環境首都からみえる脱温暖化社会
〜ドイツと日本の先進事例から〜
◆第5回◆ 自然が感じている温暖化の真実
〜野外植物調査で実態を知る〜
◆第6回◆ まとめ Co2マイナス60が当たり 前の社会に
〜温暖化防止は対策ではなく戦略が必要〜
詳しくは環境市民HP(http://www.kankyoshimin.org/)を参照下さい。
【登録日】2007.08.03