一般財団法人環境イノベーション情報機構
公開フォーラム「現場と世界につながる環境総合教育」〜地域と国際を結ぶフィールド実践による主体形成〜
公開フォーラム:「現場と世界につながる環境総合教育」〜地域と国際を結ぶフィールド実践による主体形成〜
主催: 國學院大學環境教育研究プロジェクトチーム
開催日時: 平成19年7月7日(土)
開催場所:國學院大學渋谷キャンパス 120周年記念2号館2階2203教室
参加:無料(直接お出でください)
http://www.kokugakuin.ac.jp/about/campus.php
(第1部) 報告 フィールド実践の事例 (午後1時〜午後2時30分) 司会 久保田裕子(経済学部教授)
*「バナナ・ペーパーで結ぶ国際環境教育〜スリランカ」森島紘氏(名古屋市立大学芸術工学研究科教授)
*「平和学のエクスポージャー(現場生活交流体験)〜フィリピン」横山正樹氏(フェリス女学院大学国際交流学部教授)
*「フィールド調査の海外実習(環境と開発)〜タイ」 中馬祥子(経済学部准教授)
(第2部) 報告 フィールド実践の意義 (午後2時45分〜午後3時45分) 司会 菅井益郎(経済学部教授)
*「国際ワークキャンプの取り組みから〜NGOと大学の連携」 末吉和弘氏(特活法人「NICE」:日本国際ワークキャンプセンター広報部長)
*「学びへのいざないとしての現場体験〜インド・タイ・日本の諸地域へ」 楠原彰(文学部教授)
(第3部) パネルディスカッション (午後4時〜午後5時30分) 司会 古沢広祐(経済学部教授)
「フィールド教育の楽しさ・難しさ・喜び 〜 どう学び、何が形成されるか」
報告者及び参加者による全体討論。
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(企画の趣旨)
今回のフォーラムでは、「地域と国際を結ぶフィールド実践による主体形成」の視点から、各方面で活躍しておられる方々から、環境総合教育の実践活動の報告および問題提起をしていただきます。
現在、教育現場では、キャンパス内の教室における授業の枠をこえて、社会と世界の現実にアプローチするために、様々な観点からのフィールド実践型教育が実践されています。グローバル社会となりつつある現在においては、国内だけでなく世界をフィールドにした現場体験・実習が試みられております。今回は、フィールド現場型の実習・体験学習においては、何が目指され、何をどう学び、何を体験していくのか、また、その結果としてどのような可能性が拓かれて行くのかについて、参加者全員で情報と経験の交流しながら、様々な角度から議論したいと思います。
(背景)
國學院大學は、人文・社会科学系の大学のなかでは、先駆的に情報システムの充実化をはかるとともに、フィールド実践型教育にも早くから取り組んでまいりました。とくに、歴史・文化的視点からの環境教育や、世界の問題を現場の視点に立って立体的・重層的に学ぶ環境総合教育を充実してきました。
このような背景もあり、本学の環境教育プログラム「歴史文化を踏まえた環境総合教育の拠点形成 〜地域と国際を結ぶフィールド実践による主体形成〜」が、平成18年度に現代GPに採択され、現在、その実施の2年目を迎えています。
本学は、多分野かつ非常に大きな広がりをもつ環境の分野で、総合教育を確立する可能性について、様々な分野の方々の参加と協力の下で模索しております。とくに、大学の教育現場から何が発信できるかを模索し、持続可能な社会の実現に向けて、社会的貢献の道筋を探っていきたいと思います。本学の環境総合教育プログラムへのご理解を賜り、ご支援をいただければ幸いです。
<お問い合わせ先>: 〒150-8440 東京都渋谷区東4-10-28 國學院大學教務課 電話:03-5466-0795
國學院大學環境教育研究プロジェクトチーム
URL: http://www2.kokugakuin.ac.jp/kankyo/
http://kuin.jp/fur/gp/newpage1.htm
【登録日】2007.06.25