一般財団法人環境イノベーション情報機構
アジア諸国の化学物質管理制度の現状
有害化学物質削減ネットワーク 総会記念講演
アジア諸国の化学物質管理制度の現状
昨年末に、EU議会は新化学物質規制REACHを採択し、本年6月より施行されます。REACHは、EU域内で使用される全ての化学物質を対象に、生産量に応じて、事業者が安全性評価を行い、EUに登録する新たな化学物質管理制度です。遅くとも11年後までに登録を完了しないとEU域内では、流通できなくなります。既存、新規を問わず全ての化学物質を対象とする制度は、近い将来日本にも影響が及んできます。日本においても今後、化学物質をどのように管理するのか、市民として意見を提案する時期を迎えています。
また、「化学物質による健康と環境への影響を最小化する」という2020年目標の達成のために、SAICM(国際的な化学物質管理に関する行動戦略)のアジア太平洋フォーラムが開催され、アジアにおける化学物質管理のあり方が協議されます。化学物質管理政策の面で、日本がアジア地域におけるリーダーシップが発揮できる点があるのか、アジア各国の化学物質規制の現状を学び、今後の活動の参考にしたいと思います
会員以外の方もぜひご参加ください。
日時:2007年5月19日(土)午後3時〜4時30分
場所:東京芸術劇場5階 大会議室
JR池袋駅下車 南口から徒歩3分(地図裏面)
講師 織 朱實さん
(関東学院大学准教授)
記念講演に先立ち、午後1時30分から2時45分まで特定非営利活動法人有害化学物質削減ネットワークの総会が同じ会場であります。
主催:特定非営利活動法人有害化学物質削減ネットワーク(Tウオッチ)
連絡先:〒136-0071東京都江東区亀戸7-10-1Zビル4FTEL&FAX 03−5836−4359
URL http://www.toxwatch.net/ E‐mail: comeon@toxwatch.net
参加申し込みは不要です。直接、会場にお越し下さい。
資料代 1000円(会員は500円)
【登録日】2007.05.10