一般財団法人環境イノベーション情報機構
REACH国際市民セミナー 欧州の新化学物質規制REACHと日米の今後の化学物質政策のゆくえ
欧州で8年をかけ検討されてきた新しい化学物質規制制度(REACH)がようやくまとまり、2007年よりスタートすることになりました。REACHはこれまでの化学物質管理の方法では人の健康と環境を十分に守ることができないとの認識から、既存制度の根本的な見直しを経て策定された、予防原則を基盤とした現在世界で最も先進的といえる制度です。
そこでREACHの具体的な内容と市民の側から見た評価などについて、欧州からこれまでの議論の当事者である欧州委員会の担当官及びNGO代表を招き、直接話を聞かせてもらうことにしました。併せて米国からも専門家を招いて米国の最新の動向などを紹介していただき、みなさんと今後の世界の化学物質政策のゆくえを考えてみたいと思います。
日時:2007年3月4日(日)10:00〜16:30 (9:30開場)
場所:国立オリンピック記念青少年センター 国際会議室(国際交流棟内)
主催:NPO法人有害化学物質削減ネットワーク/WWFジャパン
共催:ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議/化学物質問題市民研究会/エコケミストリー研究会
定員:250名
資料代:¥1,000
<プログラム> (同時通訳あり)
1.講演
1)EUの新しい化学物質規制REACH
Ms. Cristina de Avil(欧州委員会、環境総局)
2)欧州のNGOはREACHをどう評価しているか
Dr. Nadia Haiama-Neurohr (グリーンピース、欧州)
<昼食>
3)化学物質政策をめぐる米国の最近の動向
Dr. Daryl Ditz(米国、国際環境法センター)
4)日本の化学物質政策の現状と問題点
中下裕子(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)
2.ディスカッション
コーディネーター:寺田良一(明治大学)
参加申込:氏名及び連絡先を明記の上下記の宛先までお申し込みください。
1、電子メール comeon@toxwatch.net
2、ファクス 03-5836-4359(TEL兼用)
3、はがき 〒136-0071東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル4F 有害化学物質削減ネットワーク
・参加票は発行しません。定員を超過し、参加をお断りをする場合のみお知らせします。
・ご記入いただいた個人情報は、参加者の把握、及び、定員を超過した場合のお知らせのためにのみ使用します。ご記入は任意ですが、必要な情報のご記入がない場合、定員超過のお知らせができないことがあります。個人情報保護法に基づく開示・訂正などのお問い合わせは、個人情報保護係(責任者)privacy@wwf.or.jp、03−3769−1719)にて承ります。
【登録日】2007.01.22