一般財団法人環境イノベーション情報機構
ニューカレドニア・ニッケル開発 現地報告会
ニューカレドニアの南部地域で、いま大規模なニッケル開発が進められています。現地では、グレートバリアリーフに次ぐ規模のサンゴ礁への土砂流入や排水による影響、また固有種の多い植物相への影響など自然環境への影響が懸念されています。
また、現地の先住民族カナックの人々は、この事業に強く反対しています。 先祖代々利用していた土地や自然が壊されることが大きな理由です。
裁判も起こされ、2006年6月、事業者であるゴロニッケル社の操業許可が取り消される判決が下りました。しかし事業者は建設許可の存続を理由に、依然として工事を続けています。
そんな開発現場の現状を知るため、そして関係者に直接話を聞くために、昨年11月に現地を訪問。プロジェクトサイトや周辺地の視察、関係者への聞き取りを行ないました。このたびその報告会を開催することにいたしました。
日本は世界第2位のニッケル輸入国です。ステンレスや電池など、私たちの身の回りで幅広く使用されているニッケル。その採掘現場で何が起きているのか、ぜひ知っていただきたいと思います。
【日時】1月26日(金) 18:30〜20:30
【場所】豊島区立生活産業プラザ(エコとしま)
豊島区東池袋1-20-15 池袋東口より徒歩7分
>http://www.city.toshima.tokyo.jp/sangyo/ids/plaza/ids_plaza.html
【報告者】
神崎 尚美(FoE Japan)
【コメンテーター】
谷口 正次氏(ゼロエミッション・フォーラム理事)
満田 夏花氏(地球人間環境フォーラム)
【参加費】500円(FoE Japanサポーターは無料)
【申込み】申込みフォームよりお申込みください。
> http://www.foejapan.org/event/event_form.html
Email(kankan@foejapan.org)またはFAX(03-6907-7219)でも
お申込みいただけます。
【問合せ】FoE Japan 神崎
【登録日】2007.01.15