一般財団法人環境イノベーション情報機構
フェアウッド建築セミナー 2006 in 仙台
現在、日本の木材需要の半分は建築・土木用でその6割は輸入材です。ベイマツ、ベイツガの故郷は南東アラスカ〜ワシントン州にかけて連なる温帯雨林。ラワン、メランティはインドネシア〜マレーシアの熱帯林。ラーチ、アカマツはシベリアのタイガ。ナラ、タモは極東ロシアの針広混交林です。いずれの森も原生林などが伐採対象に含まれ、貴重な生態系への影響や、ロシア、東南アジア、中国などの違法木材が国際的な問題になっています。
一方、日本では輸入材の拡大などに伴う林業の低迷等により、森が荒廃しているため国産材を使おうという動きが広がりつつあります。また2006年4月の改正グリーン購入法施行により、違法伐採でないことを証明すべく、認証材利用や生産履歴を確認しようとする流れが広がりつつあります。
本セミナーでは、木材の最大の需要先である住宅建築業、購入者の方々を対象に、木材の樹種ごとの原産地の森林についての情報をお伝えし、認証材利用や産直材の事例紹介を通して、木材の生産履歴を確認することの意義や方法を一緒に考えたいと思います。
【日時・場所】
仙台:10/18(水) 13:30〜16:30 森トラスト仙台MTビル 3+4会議室 (定員100名)
【参加費】 無料
【お申し込み】
下記のページの申込フォームからお申し込みいただけます。
http://www.fairwood.jp/doc/doc_sympo2006_01.shtml
また、メール、FAXでお申し込みの場合は、
(1)希望の参加日&開催地(福岡/仙台/東京)、(2)お名前(ふりがな)、(3)ご職業、ご所属、(4)住所、(5)電話番号、(6)FAX番号、(7)Eメール、(8)主催団体会員or一般、をお書き添えの上、Fax:03-3592-9737、info@fairwood.jpまでお申込みください。
【プログラム】
◆主な樹種の生産地環境と木材トレーサビリティ (フェアウッド・キャンペーン事務局 中澤健一)
◆FSC認証の家づくり (西倉工務店 代表取締役 西倉正三氏)
◆住宅部材としてのFSC認証材のメリットと課題 (住田町 産業振興課 佐々木 伸也氏)
◆住宅部材としてのSGEC認証材のメリットと課題 (高見林業 代表取締役 齋藤正氏)
【主催】 (財)地球・人間環境フォーラム / 国際環境NGO FoE Japan
【後援】 環境省(予定)
【お申込み・お問合せ】
フェアウッド・キャンペーン事務局
((財)地球・人間環境フォーラム内 担当:坂本)
Tel : 03-3592-9735 / Fax : 03-3592-9737
eメール : info@fairwood.jp
※本セミナーは(独)環境再生保全機構地球環境基金の支援により開催いたします。
※仙台以外では、福岡と東京で開催いたします。
・福岡:10/12(木) 深見ビル D会議室 (定員80名)
・東京:11/25(土) 東京ビッグサイト エコビルド2006会場内 (定員80名)
【登録日】2006.09.14