一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成18年度 ExTEND2005基盤的研究フィージビリティースタディー
【募集期間】| 2006.07.28〜2006.08.14 １．ExTEND2005基盤的研究フィージビリティースタディーの目的
環境省では、平成１７年度3月に公表した「化学物質の内分泌かく乱作用に関する環境省の今後の対応方針について―ExTEND2005―」に基づき、取組を進めています（別紙１[PDF]）。
その柱の一つとして基盤的研究を推進しています（別紙２[PDF]）。
平成18年度は、基盤的研究企画評価検討会及び野生生物の生物学的知見検討会として下記の研究課題を採択し、現在、研究が実施されています。
○ 遺伝子導入メダカを用いた内分泌かく乱物質の影響評価と作用機構の解明
○ 哺乳類を用いた毒性実験の結果に影響を及ぼす実験動物の遺伝的要因解明と新たな内分泌かく乱メカニズムの検証
○ 胎児期におけるエストロゲンシグナルのgain of functionと性分化の可塑性
○ 胎仔期、新生仔期の代謝機能と内分泌かく乱作用発現
○ 核内ホルモン受容体による転写調節における環境化学物質の作用機構
○ メダカの生殖内分泌系に及ぼす化学物質の内分泌かく乱作用の作用メカニズムに関する研究
○ 燃焼排ガスに含まれる多環芳香族炭化水素類の内分泌かく乱作用の評価
○ 野生メダカの性分化異常に関わる基礎的情報の収集と解析
○ 沿岸域を中心とした湖沼生態系攪乱の実態と、そのメカニズムの解明
○ 雌雄同体性魚類の性の可塑性と社会構造に関する研究
２．フィージビリティースタディーの実施
来年度以降の新規研究課題候補として、フィージビリティースタディーを公募します。
フィージビリティースタディーでは、今年度中に後半の半年間で、来年度以降概ね３年間の研究の実行可能性を検証していただきます。
（１）研究内容；「ExTEND2005における基盤的研究に
ついて」（別紙２[PDF]）に合致する
もの
（２）研究費の規模；１課題当たり300万〜500万円程度
（３）採択予定課題数； ５課題程度
（４）研究期間；基盤的研究企画評価検討会及び野生 生物の生物学的知見検討会による研 究計画書承認後〜平成18年3月31日
（５）研究成果；今年度の研究成果については基盤的
研究企画評価検討会及び野生生物の 生物学的知見検討会合同成果発表会 （平成19年3月開催予定）にて報告し
ていただきます。
３．応募要件
（１） 提出物
[1] 平成18年度 ExTEND2005基盤的研究フィージビリ ティースタディー研究応募票（別紙３[Word]）
[2] 研究概要を説明するパワーポイント
（スライド6〜8枚程度、発表時間として5分程 度）資料
（２）応募受付期間
平成18年度7月28日（金）〜8月14日（月）
（３）提出先 ExTEND2005@janus.co.jp
４．研究課題の採択
応募要件を満たした研究課題について、基盤的研究企画評価検討会・野生生物の生物学的知見検討会（別紙４[PDF]）の合同検討会（8月18日16時〜18時 東京にて。非公開）において審査を行います。その際、応募者には、合同検討会委員のヒアリングを受けていただく場合があります。ヒアリングについては、平成18年8月15日にメールにて連絡します。なお、応募者が参加出来ない場合には、代理人の参加も可とします。
５．研究課題採択後の流れ
検討委員による審査の後、採択された研究課題については、改めて、合同検討会からの意見を踏まえた詳細な研究計画書を提出していただき、基盤的研究企画評価検討会及び野生生物の生物学的知見検討会での承認の、研究を開始していただきます。
６．その他
「化学物質の内分泌かく乱作用に関する環境省の今後の対応方針について-ExTEND2005-」に関するより詳しい情報については、環境省ホームページをご参照ください。
http://www.env.go.jp/chemi/end/extend2005/index.html
【参考資料】
※http://www.env.go.jp/chemi/info/ext2005_koubo/からダウンロードできます。
別紙１ 平成１８年度EXTEND2005 における取組体制図 [PDF 18KB]
別紙２ ExTEND2005 における基盤的研究について [PDF 21KB]
別紙３ 平成18年度 ExTEND2005 基盤的研究フィージビリティースタディー研究応募票 [Word 34KB]
別紙４ EXTEND2005 基盤的研究企画評価検討会委員名簿 [PDF 10KB]
【登録日】2006.08.11