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国民宿舎 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.16

国民宿舎

コクミンシュクシャ   【英】Kokumin-Shukusha  

解説

自然環境に恵まれた地域に地方公共団体が設置した宿泊施設、いわゆる「公共の宿」のひとつ。低廉かつ快適であるなど環境省が国民宿舎の基準として定めた一定の要件を備え、整備資金として厚生年金、国民年金の積立金還元融資(特別地方債)などが使われている宿泊施設。本制度は、国民の間にようやく余暇時間が意識され始めた頃、低廉かつ快適な宿泊施設の整備を促進するため厚生省により創設された(1956)制度であり、現在は環境省が所管している。最盛期には400を超える国民宿舎があったが、2004年度現在、185カ所となっている。なお、同様の目的で運営される民営の宿泊施設を、(財)国立公園協会が「民営国民宿舎」として指定する制度(1958)があり、2001年度末の宿舎数は128カ所である。

「民営国民宿舎」に対して設置及び運営を地方公共団体が行う宿舎を「公営国民宿舎」という場合もある。

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