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硬水 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

硬水

コウスイ   【英】Hard Water  

解説

水道水に含まれているカルシウムイオン、マグネシウムイオン等の硬度分が多い水をいう。

硬度は地質や気候などの自然現象に左右されるため地域によって差がある。一般に地下水硬水で、地表付近の水は軟水といわれる。硬水は肌への刺激が強い、石けんや洗剤の泡立ちが悪く汚れが落ちにくくなる、石けんカスが多量にできる、浴槽に湯アカがつきやすい、肌あれの原因になるのが特徴。飲用を続けると下痢や胃腸障害を引き起こすことが知られている。また欧米では硬水飲用者に心筋梗塞の死亡率が高いとの報告がある。

炭酸水素イオンを多く含むものを一時硬水といい、塩素イオン、硫酸イオンなどの炭酸水素イオン以外のイオンを多く含むものを永久硬水という。

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