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公共下水道 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

公共下水道

コウキョウゲスイドウ   【英】Public Sewarage System  

解説

公共下水道とは、主として市街地における下水を排除し、又は処理するために地方公共団体が管理する下水道で、終末処理場を有するものまたは流域下水道に接続するものであり、かつ汚水を排除すべき排水施設の相当部分が暗渠である構造のものをいう(下水道、1958年)。主として市街地で実施される「公共下水道」及び農山漁村部や観光地などの環境を守るために実施される「特定環境保全公共下水道」等がある。国土交通省によると2004年度末の下水道処理人口普及率は68.1%(前年比1.4%増)、下水道整備人口が約8636万人。下水道未整備人口は約2500万人、普及率が50%を下回る都道府県が18県ある。

20世紀の下水道事業は遅れている社会資本の整備拡大の観点から推進してきたが、21世紀は「住みやすい暮らしの場づくり」、「健全な水循環・良好な水環境の創造」、「持続可能な都市の構築」を新たな目標とする必要がある。

なお、主として市街地において公共下水道事業が当面行われない区域においては、局部的な雨水の排除を目的とした都市下水路が整備される。

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