一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.10 更新日 | 2009.10.14
クマネズミ
クマネズミ 【英】Black Rat
解説
ネズミ科の小型哺乳類。原産地は東南アジアのマレー半島からインドにかけて。中世に分布域が急速に広まり、現在では世界中に分布している。日本には7世紀頃入ってきたと考えられている。ネズミ類としては大型で、体重は200gに達することもある。
日本での主な生息地は市街地。木登りや綱渡りなどの運動能力が高いため、大型ビルや地下街、住宅地などに多い。種子を好む雑食性により、農作物被害を起こしたり、伝染病の媒介など衛生被害を引き起こす恐れがあるため、駆除対象となることが多い。小笠原諸島の島嶼部では、移入されたクマネズミが地域の生態系を乱している可能性が高いため、駆除が検討されている。
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関連Webサイト
- 侵入生物データベース(独立行政法人 国立環境研究所):http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/detail/10120.html
- イトヒロの東京不自然図鑑(エコツアー・ドット・ジェイピー):http://www.eco-tour.jp/special/0701/itohiro/itohiro-05.html
- 住宅地を狙うネズミにチュー意(NHK難問解決!ご近所の底力):http://www.nhk.or.jp/gokinjo/backnumber/031113.html
- 「ネズミ」駆除の手引き クマネズミ(葛飾区):http://www.city.katsushika.tokyo.jp/jimu/katuho/seikatueisei/mouse/kuma.html