コンバートEV

ガソリン車等を電気自動車に改造すること。ガソリン車やディーゼル車の販売を将来的に禁止するとの各国の方針があり、現在注目されている。

基本的にはエンジンを電動モーターに、燃料タンクをバッテリーに置き換えることになるが、エアコン等の電動化や、バッテリー搭載の安全基準や道路運送車両法上の規制等に適合するため、大規模な改装となり費用も掛かることが多い。このため、いわゆるヴィンテージカーを改造することによって、デザインをそのままに、環境性能の向上等を行うことが多い。なお、EV化によって自動車税のグリーン化により減税の対象とすることができる。

米国が普及の先進国といわれるが、日本でも2021年にコンバートEVメーカーがグッドデザイン金賞を受賞したことから注目され、改造キット化すること等によって低価格化等が期待される。（2022年9月作成）