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着地型観光 環境用語

作成日 | 2021.09.21  更新日 | 2022.08.09

着地型観光

チャクチガタカンコウ   【英】community-based tourism/optional tour  

解説

着地型観光とは、旅行者を受け入れる地域(着地)側が、地域の観光資源を基にした旅行商品や体験プログラムを旅行者へ提供する旅行形態。旅行商品は、従来、旅行会社が企画販売するいわゆる発地型旅行商品が大半で、大都市の旅行者の最大公約数的ニーズを踏まえ作られてきたが、団体旅行から個人旅行へと志向が変化し、個別志向、本物志向やその地域でしか体験できない特別なものを求める傾向が強まっている。このため、資源や魅力を熟知した地域の関係者によって、現地におけるツアーやプログラムを作る動きが盛んになりつつある。なお、このような動きを促進するため、旅行業法の改正により地域限定旅行業が制度化され、観光協会や宿泊施設などが、募集型企画旅行にあたる着地型旅行商品を企画販売できるようになっている。(2021年7月作成)

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