一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2018.11.13 更新日 | 2018.11.14
Power to Gas
パワートゥガス 【英】Power to Gas [略]PtG
解説
太陽光発電や風力発電から生み出される電力(再生可能連力)で水素やメタンを製造することをいう。また、メチルアルコールなどの液体燃料を製造することを、Power to Fuel(PtF)やPower to Liquids(PtL)という。
太陽光発電や風力発電からの電力は送電網(電力系統)に繋げて利用されるのが一般的であるが、これらの再生可能電力は自然変動が大きいため、電力系統の制約からその受入には限界がある。ドイツでは、その余剰電力で水素を製造し、さらにその水素と二酸化炭素からメタンや液体燃料を製造することで、熱供給部門や運輸部門にその利用を拡大することが構想されている。(2018年7月作成)
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関連Webサイト
- 「我が国におけるPower to Gasの可能性」(一般財団法人日本エネルギー経済研究所):https://eneken.ieej.or.jp/data/6442.pdf
- 「我が国におけるPower to Gasの経済性評価」(一般財団法人日本エネルギー経済研究所):https://eneken.ieej.or.jp/data/7170.pdf