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下水熱利用 環境用語

作成日 | 2016.09.30  更新日 | 2016.10.05

下水熱利用

ゲスイネツリヨウ   【英】Usage of Sewerage Heat Energy  

解説

下水熱とは再生可能エネルギーの一つで、ヒートポンプの原理で下水と大気の温度差を利用して空調や給湯等の熱源とするものである。

2015年5月に下水道が改正され民間事業者が下水熱を利用するため下水道の暗渠内に熱交換器等を設置することが可能になった。これを受けて7月には下水熱利用マニュアルが出され事業化に向けた手順が示されている。省エネルギー効果や二酸化炭素削減効果は試算によると東京地区や札幌でも約50%の省エネルギー効果があり、二酸化炭素削減効果は東京地区で約30%、札幌地区で40%と試算されている。

同年7月には滋賀県で工場の製造プロセス工程で、倉敷市では温水プールでの利用可能性の実証プロジェクトが始められている。(2016年5月作成)

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