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LED 環境用語

作成日 | 2013.08.22  更新日 | 2019.07.05

LED

エルイーディー   【英】Light Emitting Diode  [同義]発光ダイオード 

解説

一方向(順方向)に直流低電圧を加えた際に発光する半導体素子のこと。半導体素子の違いにより、必要となる電圧や発光色が異なる。この発光原理を利用した照明ランプは低い消費電力で大きな光エネルギーを得られること、また寿命が長いことから、懐中電灯などの小電力分野でのLED照明ランプへの代替が進んでいる。また、2009年に一般照明用の電球型LEDランプが本格的に市場に導入されて以降、家庭用照明器具としても普及が始まっている。

現状では、一般の市場に流通している電球型LED照明ランプ(E26口金)の明るさ(ルーメン)は高いもので1,000ルーメンを超えた程度で100W白熱電球(1,520ルーメン)にはまだ達していない。主流の製品は60W白熱電球相当(810ルーメン)-40W白熱電球相当(485ルーメン)のものである。また、発光効率(ルーメン/ワット)も電球型蛍光灯と同程度か、若干上回る程度である。LED照明は蛍光灯と比べて長寿命という利点はあるが、一方で単価は蛍光灯に比べてまだ高く、両者は競合関係にある。

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