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スリーマイル事故 環境用語

作成日 | 2012.05.16  更新日 | 2019.07.05

スリーマイル事故

スリーマイルジコ   【英】Three Mile Island Accident  

解説

1979年3月28日に米国ペンシルバニア州、スリーマイル島の原子力発電所2号炉で発生した原子炉のメルトダン事故。蒸気発生器の給水が止まり、緊急冷却装置を絞ったことにより原子炉内の圧力上昇をまねいた。このため圧力を逃がす弁を開いたことにより原子炉の冷却水が漏れて、原子炉の空焚き状態となったものである(事故レベル5相当)。事故3日後に8キロ以内の学校閉鎖、妊婦、幼児の避難勧告、16キロ以内の住民の屋内待機勧告が出されている。

放出された放射性物質は希ガス(ヘリウム、アルゴン、キセノン)で約92.5PBq、ヨウ素が約555GBqで、セシウムは放出されなかった。周辺住民の被ばくは0.01から1mSv程度とされている。

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