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太陽光サーチャージ 環境用語

作成日 | 2012.05.16  更新日 | 2015.01.22

太陽光サーチャージ

タイヨウコウサーチャージ   【英】PV surcharge  

解説

太陽光発電の余剰電力買取のため全電気利用者(国民全体)が負担することになった割増料金(サーチャージ)のこと。正式には、「太陽光発電促進付加金」と呼ばれる。

平成21年11月から開始した太陽光発電の買取に関する新制度への移行により、余剰電力の買取額が従来の24円/kWhから48円/kWhへと引き上げられた。国民全体から薄く広く負担金を徴収することで、倍増した買取金額をまかなうために導入されたもの。太陽光発電システムの設置者が売電による収入を設置コストの回収に充てることで、導入の促進につなげるのがねらい。買取額は設置月から10年間は同額のまま維持されるが、買取価格自体は太陽光発電システムの導入価格の動向などにより毎年見直される。

太陽光サーチャージの負担額は、年度ごと・電力会社ごとに異なるとともに電気の使用量に応じて変動する。資源エネルギー庁の試算では、東京電力管内で1ヶ月300kWhの世帯の2014年度の月々の負担額は、15円になる。(2014年4月改訂)

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