地域環境力

地域環境力とは、「地域の環境とその保全に取り組む住民の力が統合的に高まっていくような関係をつくりあげること」（第三次環境基本計画）と説明されるもの。同基本計画では、環境と経済と社会の統合的向上が持続可能な社会づくりの鍵と位置づけており、その「社会」とは「地域社会」中心に考えることとしている。

もともとは、2002年の中央環境審議会の環境保全活動の活性化方策についての中間答申で取り上げられ、2003年版環境白書に記載され、2007年策定の第三次環境基本計画の記述につながった。