GBEP

2005年7月のグレンイーグルズサミットにおいてG8＋5（ブラジル、中国、インド、メキシコ、南アフリカ）の間で、バイオマスやバイオ燃料の開発を支援し再生可能エネルギーの開発・実用化を促進するための国際的な組織としてGBEPを立ち上げることが合意された。これを受けて、2006年5月に先進国、開発途上国、国際機関、民間団体が参加して正式に発足した。事務局はFAO（国連食糧農業機関）内に設置されている。主な活動分野としては、バイオエネルギーの持続的発展やフィールドプロジェクトの推進、バイオエネルギー利用による温室効果ガス削減効果の評価手法の検討、技術協力のための資金面・技術面での体制作りなどが挙げられている。