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カーボンディスクロージャー 環境用語

作成日 | 2010.06.10  更新日 | 2010.06.10

カーボンディスクロージャー

カーボンディスクロージャー   【英】Carbon Disclosure  

解説

排出されるCO2を可視化し、その情報を公開することを指す。

2000年にはカーボンディスクロージャープロジェクト(CDP)というNPO団体が発足し、ロンドンに事務局を構えている。同団体の活動は「気候変動により企業財務に影響が出るのなら、投資家に向けて、気候変動対策とその情報開示が必要である」という問題意識から始まっており、毎年世界中の企業に質問状を送り、気候変動に対する戦略や温室効果ガス排出量の実績についての開示を求めている。

CDPに賛同する機関投資家も多く、年々参加企業数は増加している。第4回調査では日本企業を対象にしたプロジェクトとして「CDPジャパン150」が行われ、企業からの回答内容はCDPのウェブサイトから検索・閲覧ができる。また、現在カーボンフットプリントという指標もカーボンディスクロージャーとして注目を集めている。

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