一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2009.12.17 更新日 | 2015.01.22
クールアース推進構想
クールアーススイシンコウソウ 【英】Cool Earth Promotion Programme
解説
2008年26日に世界経済フォーラム年次総会(通称「ダボス会議」)において、日本の福田内閣総理大臣(当時)が行った特別講演の中で発表した気候変動問題への今後の取組に関する構想。
提案は、1)ポスト京都フレームワーク 2)国際環境協力 3)イノベーションの3点。初めて国別総量目標を設定することに言及するなど、日本の決意を具体的に示したものである。この構想の中では、途上国支援のための100億ドル規模の新たな資金メカニズムを日本が構築することを表明した「クールアースパートナーシップ」(Cool Earth Partnership)が盛り込まれている。
たび重なる政権交代で、この言葉を聞く機会はほとんどなくなったが、この構想により毎年7月7日はクールアースデーとしていろんあイベントが開催されている。(2014年4月改訂)
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関連Webサイト
- ダボス会議における福田総理大臣特別講演:http://www.kantei.go.jp/jp/hukudaspeech/2008/01/26speech.html