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パッシブソーラーシステム 環境用語

作成日 | 2009.07.10  更新日 | 2009.10.14

パッシブソーラーシステム

パッシブソーラーシステム   【英】Passive Solar System  [同義]パッシブソーラー 

解説

環境配慮型住宅(エコハウス)の具体的な技術のひとつ。

「パッシブ(Passive)」とは「受動的」を意味する英単語で、「能動的」を意味する「アクティブ(Active)」の対語として使われる。

太陽エネルギーを利用する際に、動力等を使って機械的に取り込んでいくシステムを「アクティブソーラーシステム(Active Solar System)」、そうでないものを「パッシブソーラーシステム(Passive Solar System)」と呼ぶ。熱や力をより自然のまま利用して、動力源が不要で排気や廃熱の出ないクリーンなシステムとして、パッシブシステムの優位性を強調する際に用いられる概念。

地域の気候風土に合った伝統家屋に見られる住宅構造の工夫などと共通する面も少なくない。

パッシブソーラーシステムの要素には、通気性や自然換気を利用するパッシブクーリングと、南面などから太陽光を取り込み、ガラスの温室効果と断熱効果によって暖かさを確保するパッシブヒーティングの2つがある。

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