一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2009.10.15 更新日 | 2015.01.23
ごみ溶融化処理
ゴミヨウユウカショリ
解説
ごみを高温で溶融して不燃分をガラス状に固化する処理の方法。ガス化溶融処理においては、ごみの中の有機物を熱分解してガス化し、熱分解しない残さ(チャー)とともに1,200℃以上の高温で燃焼させて不燃の灰分を溶融した後に冷却・ガラス状に固化させて道路舗装や骨材に利用することができる。高温燃焼後の排ガスから熱回収し発電に利用することができるほか、残さを溶融するに要する分解ガス以外の量のガスについては燃料ガスとして利用できる。ごみ処理におけるゼロエミッション、廃熱回収・燃料ガス回収を実現することができることからこれからのごみ処理の在り方として注目されている。
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関連Webサイト
- ごみスラグのコンクリート粗骨材としての有効利用に関する研究:http://www.mlit.go.jp/chosahokoku/h16giken/pdf/0220.pdf
- 廃棄物対策に関する要望(全国市長会):http://www.mayors.or.jp/opinion/youbou/h1611/27.htm