一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2009.10.14 更新日 | 2015.01.23
ボン条約
ボンジョウヤク 【英】Convention on the Conservation of Migratory Species of Wild Animals / Bonn Convention / Conven [略]CMS [同義]移動性野生動物の種の保全に関する条約
解説
移動性の動物の保護を目的とした条約。1979年にドイツのボンで採択され、1983年11月に発効した「移動性野生動物種の保全に関する条約」のこと。条約採択地から通称「ボン条約」と呼ばれている。渡り鳥のほか、トナカイ、クジラ、ウミガメ、昆虫類などの移動性動物の種と生息地の保護について、研究調査や保全のための国際的なガイドラインを取り決めている。さらに、絶滅のおそれのある移動性の種を附属書Iに、国際協定の対象となる移動性の種を附属書IIにそれぞれ掲載して、移動を確保するための生息地の保全・回復や外来種の制御などを加盟国に求めている。2005年12月現在、95ヶ国が加盟しているが、日本は未加盟。
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関連Webサイト
- ボン条約(IUCN日本委員会) ボン条約仮訳(環境省・生物多様性センター):http://www.iucn.jp/protection/species/cms.html
- ボン条約仮訳(フライウェイネットワークに関連する国際条約・協定など):http://www.sizenken.biodic.go.jp/flyway/treaty/treaty1999/AP02.pdf