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ノーカーデー 環境用語

作成日 | 2009.10.14  更新日 | 2009.10.14

ノーカーデー

ノーカーデー   【英】No Car day  

解説

特定の日にちや曜日を決めて自動車の利用を自粛するキャンペーンないしはキャッチフレーズ。自動車交通量の総量を規制する方策のひとつとして、渋滞の緩和や大気汚染など、自動車による弊害の抑制を期待して実施される。

日本では、1971年に八王子市が毎週水曜日に、自動車利用を自粛するよう呼びかけたのが最初。2004年現在、行政機関を中心に民間企業等、多くの事業所で取り組まれている。一方で、取り組み参加に向けた呼びかけに留まっている場合が多いことが課題とされ、効果的な取り組み実施のためには、罰則等の規制を導入する必要があるなどの指摘もされる。

類似の取り組みとして、カーフリーデーがあるが、カーフリーデーが区域内の自動車交通を完全規制するなどして都市における“車のない生活”の体感を重視する一方、ノーカーデーは取り組みへの参加が個人の意思・状況に左右され、呼びかけだけに留まる傾向も強い点で、概念的に区別される。

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