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コミュニティバス 環境用語

作成日 | 2009.10.16  更新日 | 2015.01.23

コミュニティバス

コミュニティバス   【英】Community Bus  

解説

地域の住民の利便向上等のため一定地域内を運行し、車両仕様、運賃、ダイヤ、バス停位置等を工夫したバス。現状では、バス不便地域を運行、主に高齢者や障害者の足の確保、中心市街地の活性化、環境負荷の軽減などを目的として運行されている。既存の公共交通と比較すると、路線バスとタクシーの間に位置づけられる交通手段といえる。ルートは、路線バスが走れなかった細街路、住宅地区や繁華街、公共施設、医療福祉施設などを結び、停留所間隔についても短く設定されているものが多い。特徴として、料金は比較的低廉な設定が多く、また、車両は小型、バリアフリー対応型のものが多くなっている。

日本では、従来のバス路線廃止後の代替バスとしてや、住民の要望などにより、福祉サービスの視点をもつ一方、地域活性化のねらいでコミュニティバスが導入されるケースが増えている。民間や自治体など実施主体は様々だが、運行するには国土交通省の認可が必要であり、国や自治体の補助金を受け運行していることろが多い。

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