一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2009.10.14 更新日 | 2015.01.23
経済的手法
ケイザイテキシュホウ 【英】Economic Instruments
解説
環境政策の手法のひとつ。税や補助金を用い市場メカニズムを活用して、対象とする主体の費用と便益に影響を与え、その行動を環境保全的なものに導くという政策手段である。
同じレベルの環境基準の達成を目標とした場合、直接規制よりも少ない社会的費用で目標を達成出来ることが知られている。さらに、継続的に各主体に対して汚染物質を削減するインセンティブが働くのも、経済的手法の利点である。
環境政策の手法には、他に直接規制、情報的手法、手続的手法などがある。
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関連Webサイト
- 社会経済への環境配慮の織り込みを図るために(平成13年版環境白書 平成12年度施策報告の第2章第5節):http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/honbun.php3?kid=213&bflg=1&serial=12401
- 水質保全分野における経済的手法の活用に関する検討会報告書(環境省水環境部/平成16年7月):http://www.env.go.jp/water/report/h16-02/
- 廃棄物・リサイクル対策における経済的手法の活用に向けて(廃棄物・リサイクル対策における経済的手法の活用方策の在り方に係る検討会/平成12年12月):http://www.env.go.jp/recycle/report/h12-03/