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ローマクラブ 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

ローマクラブ

ローマクラブ   【英】Club of Rome  

解説

1970年3月にスイス法人として設立された民間組織で、科学者、経済学者、教育者、経営者などによって構成される。

ヨーロッパ財界の国際派であり、オリベッティ社の副社長であったアウレリオ・ベッチェイ博士の主導のもとで、深刻化しつつある天然資源の枯渇化、環境汚染の進行、開発途上諸国における爆発的な人口増加、大規模な軍事的破壊力の脅威などによる人類の危機に対して、その回避の道を探索することを目的として設立された。

設立に先だって1968年4月にローマで最初の会合を開催したことからローマクラブと名づけられた。日本からもメンバーが参加している。ローマクラブはその委嘱研究の成果である『成長の限界』(1972)の発表によりその名が世界中に知られるようになった。

なお、ローマ・クラブの活動成果としては、このほかに『転機に立つ人間社会』(1974)、『国際秩序の再編成』(1976)、『浪費の時代を超えて』(1976)などがある。

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