一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.12.12 更新日 | 2009.10.14
水処理薬品
ミズショリヤクヒン
解説
天然の水にはカルシウムや塩化物などが含まれている。これは飲料水としてはそのまま使えるが、産業用水として使用する場合、機器・配管等を腐食する原因となる。水処理薬品は、こうした水による腐食傷害を防止するために使われている。
以前は、水処理薬品のひとつとして燐酸塩系のものが使われていたが、環境保全を配慮して、非燐系のものが開発された。また、冷却水を高濃縮運転させて水資源を節約するための、省エネ型の水処理薬品も開発されている。