一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.12 更新日 | 2014.02.25
ボン合意
ボンゴウイ 【英】Bonn Agreement
解説
2001年7月16日から27日までドイツのボンで開催されたCOP6の再開会合において採択された政治的合意文書のこと。
京都議定書を成立させた歴史的な合意であった。
本合意はプロンク議長から提案された「ブエノスアイレス行動計画実施のための中心的要素(Core elements for the implementation of the Buenos Aires Plan of Action)」を一部修正し、7月23日の閣僚級会合で合意(正式採択は7月25日)。
難航した京都議定書の具体的な運用ルール策定の一環であるが、京都メカニズム、吸収源(土地利用、土地利用変化、林業)、遵守に関しては、この時点でも合意に至らず、モロッコのマラケシュで開催されたCOP7に持ち越された。
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関連Webサイト
- CGER Reports「京都議定書における吸収源:ボン合意とその政策的含意」:http://www-cger.nies.go.jp/cger-j/db/D029.html
- 地球温暖化に係る国際交渉の経緯(環境省地球環境局):http://www.env.go.jp/earth/cop/koushou_keii.pdf