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光触媒 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

光触媒

ヒカリショクバイ   【英】Photo Catalyst  

解説

太陽や蛍光灯などの光の下で、それ自身は変化することなく化学反応を促進させる物質。

光触媒はあるエネルギー以上の光(紫外線)が当たることにより、表面で強力な酸化力を生み出し、それにより接触してくる有害物質を分解することができる。

光触媒の一般的機能としては、脱臭、防汚、抗菌なども挙げられる。これらの機能を利用して、空気清浄機、キッチン関連の防汚・抗菌などに応用されている。また、自動車排出ガスにより窒素酸化物の濃度が極めて高い幹線道路沿いでは、遮音壁、構造物の側壁、歩道の敷石などに光触媒の一種である二酸化チタンを塗布し、大気中の窒素酸化物を分解する方法について研究開発が進められている。

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