一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.12 更新日 | 2009.10.14
日本版マスキー法
ニホンバンマスキーホウ
解説
1970年に米国民主党のマスキー上院議員(E. S. Muskie)が提案した「1970年大気清浄法改正法案」(いわゆるマスキー法)と同等の削減を求めた日本の自動車排出ガス規制。
ガソリン乗用車の一酸化炭素、炭化水素、窒素酸化物の排出を当時の10分の1まで削減するという技術的にも厳しい内容であった。
米国では自動車メーカーの反対からその実施が大幅に後退していくなかで、日本では1978年に当初の目標どおり規制が実施された。(53年規制)
このときのエンジン技術の研究開発が、その後の日本車の低燃費、信頼性向上に役立ったといわれている。
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関連Webサイト
- クルマの環境問題について(自動車産業関連リンク):http://www1.harenet.ne.jp/~noriaki/link66.html