一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.12 更新日 | 2009.10.14
二酸化炭素
ニサンカタンソ 【英】Carbon Dioxide [略]CO2 [同義]炭酸ガス
解説
常温常圧では無色、無臭の気体で、水に溶けて炭酸となり弱い酸性を示す。石炭、石油、天然ガス、木材など炭素分を含む燃料を燃やすことにより発生する。
地球大気中での濃度は微量であるが、温室効果を持ち、地球の平均気温を15℃前後に保つのに寄与してきた。
大気中濃度は、産業革命以前280ppm程度であったが、産業革命以降、化石燃料の燃焼、吸収源である森林の減少などによって、年々増加し、今日では370ppm程度にまで上昇した。なおも増加しており、地球温暖化の最大の原因物質として問題になっている。
この解説に含まれる環境用語
この環境用語のカテゴリー
関連Webサイト
- 二酸化炭素の観測[気象庁]:http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/hp/2-2-1co2.html