一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.10 更新日 | 2009.10.15
鳥類観測ステーション
チョウルイカンソクステーション 【英】Bird Observation Station
解説
環境省が鳥類の標識調査を行うために設定した固定の調査地点。全国の主要な渡り鳥の飛来地に設置した「1級ステーション」と、渡り鳥の飛来地と経由地に設置した「2級ステーション」がある。
1972年に1級ステーション3カ所(浜頓別、宮内庁鴨場、福島潟)、2級ステーション13カ所(サロベツ、天売島、大黒島、蕪島、蒲生など)が設定された。これ以降も徐々に追加され、1996年現在、1級ステーション10カ所、2級ステーション50カ所の計60カ所がある。観測ステーションの増加と共に年間放鳥(捕獲し、足環などの標識をつけて放す)数も増加し、渡り鳥などの保護・管理を行う上で必要な基礎資料の充実が図られている。