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濁水処理 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

濁水処理

ダクスイショリ   【英】Turbid Water Treatment  

解説

ダム工事、建設工事やその他の工事現場から発生する濁水は、景観の悪化、水産生物の生態系の被害、土壌の透水性低下に伴う農作物の育成の阻害など様々な悪影響をもたらす。

水質汚濁防止法(1970)等関連法令を遵守した現場管理が責務となるが、工事中の濁水処理設備は、恒久的な水処理施設とは異なり、数年間の使用を前提とした仮設備であるため、設置、撤去が簡単で経済性、汎用性が重視される。

処理方法は、凝集剤添加や吸着沈積による懸濁物質の沈殿などで処理し、その処理水を放流したり再利用し、またこの過程で発生した汚泥を埋め立てに再利用するものなどがある。

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