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大規模林道 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.14

大規模林道

ダイキボリンドウ   【英】Large Scale Forest Road  [同義]公団幹線林道  大規模林業圏開発林道 

解説

森林開発公団法(現・独立行政法人・緑資機構法)に基づき、1973年から公団によって開設、改良が行われていた林道で大規模林業圏開発林道が正式名称だった。現在は、スーパー林道と一本化され、緑資源幹線林道として管理される。

大規模林業圏開発とは、1960年代に薪炭林生産などを行っていた、いわゆる低位利用広葉樹地帯(全国7圏域)の地域開発を目的とするものであり、当該林道はその中核である。全体計画2,162kmにのうち現在(2003年度末)までに1,207kmが完成している。環境影響評価の施行後は、一定要件を満たす区間については環境影響評価が実施されている。

なお、当該林道は、山岳部を中心に、全面舗装の高規格道路で広域的に結ぶ計画のため、自然林の伐採や野生生物の生息地破壊など、自然環境に及ぼす影響を懸念した建設反対運動が各地で起こっている。

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