一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.12 更新日 | 2009.10.15
遵守制度(温暖化)
ジュンシュセイド
解説
京都議定書の締約国が、約束した削減目標をきちんと守るようにし、約束期間の末に削減数値目標が達成できなかった場合、すなわち不履行の場合、その国に対して何らかの制裁措置を与えるよう京都議定書第18条で定められた仕組みであるが、具体的な運用制度についてはそれから以降の検討に委ねられた。COP7では、京都メカニズム参加資格が停止される場合の具体的基準について合意。遵守制度に関しては、遵守委員会を設け、その中に促進部と履行強制部を設置することや両部の機能、構成、削減義務の不遵守に対する具体的な措置を定めるなど遵守制度の基本的な枠組みが合意された。
この解説に含まれる環境用語
この環境用語のカテゴリー
関連Webサイト
- 遵守制度(議定書第18条)[JCCCA]:http://www.jccca.org/content/view/982/600/