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自動車触媒 環境用語

作成日 | 2003.12.12  更新日 | 2009.10.14

自動車触媒

ジドウシャショクバイ  

解説

現在、自動車触媒としては、アルミナをベースとし白金、パラジウム、ロジウムを加えた三元触媒が主に用いられている。ロジウムは窒素酸化物(NOx)の還元能力が高く、白金とパラジウムは炭化水素(HC)と一酸化炭素(CO)の酸化能力が高い。

ガソリンエンジンの排ガス組成ではHC、CO、NOxのバランスがとれているため、HCとCOの酸化反応とNOxの還元反応を同時に行わせることができる。ディーゼルエンジンについてはNOxの割合が高いため、さらに研究中である。また二酸化炭素の排出量抑制により、空燃比の薄いエンジンが開発されつつあり、新しい触媒の開発が必要になってきている。

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