一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.12 更新日 | 2009.10.14
G77+中国
ジーナナジュウナナプラスチュウゴク 【英】Group of 77 and China
解説
国連のシステムにおける発展途上国の交渉グループ。G77は、1964年に設立され、現在132の発展途上国が参加している。議長国が、持ち回りで決められ、会議ではたいてい議長国が代表して発言する。
しかし、地球温暖化問題においては、国によって意見が違うことも多く、COP1では、産油国以外の途上国は、インドを中心に、一時グリーン・グループと称するグループを結成し、先進国に対し気候変動への責任をとるよう、義務をさらに強めた内容のペーパー、いわゆるグリーンペーパーと呼ばれる文章を作成したし、それから以降の国際交渉においては、小規模島嶼国(AOSIS)、石油輸出国機構(OPEC)とアラブ諸国産油国のグループ、それ以外のグループと、グループごとに発言することが多い。
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関連Webサイト
- 条約交渉プロセスの解説 > 締約国による交渉グループ[JCCCA]:http://jccca.org/content/view/794/560/
- 気候変動枠組条約第3回締約国会議の概要(平成9年12月8日環境省報道発表):http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=2248
- 南の島から見たCOP8(Foe JAPAN):http://www.foejapan.org/pacific/issue/021111.html
- G77のホームページ(英語):http://www.g77.org/